来世について(第3回目)
今回のフトバは来世のことで、以前のフトバの続きになります。
最初のフトバでは最後の日(ヤウミ・ル=アーヒラ)の始まりについて 話しました。二番目のフトバではラッパについて話しました。(注1)
そしてラッパではあらゆる被造物は復活し、私たちは全ての被造物は一 つの場所に召集され、審判が始まるまで待つのです。その時によって、審判は始まります。地獄の業火は近くに運んでこられます。(注2)皆 が皆それを目の当たりにし、その出現のため恐怖心で一杯になります。いよいよ皆現世における行状書を右手もしくは左手で受け取ります。 (注3)クルアーンで言及されている事態が現前します。それは悪行を否定した場合に、自身の体が証言し始めるのです。
私たちは私たちの善行と悪行が天秤によって量られます。この天秤は二 つの受け皿を持っています。この天秤の量りはどうなるのでしょうか?
その一つは人々の善行と(悪行)を量ります。しかし、重要なのは彼ら の行状の全てを同じ方法で量るわけではないということです。
至高なるアッラーはこのように仰せです。「アッラーは決して 少なく見積もるような不当なことはなさらない。いかなる善行であろうとも、彼は倍加し、彼の御許から大きな報奨を与えたまう。」(4:40)
天秤で量られた後、皆が皆スィラート(注4)を渡ることにな ります。それはとても細い通路になっています。(注5)ナイフや剣よりも細いというのです。それは獄火の谷にかかる吊り橋です。義人のみ がつつがなく天国(の門)まで渡りきることができます。(注6)不死の場所と呼ばれ、天国で永遠に住まい、地獄にも永遠に留まり続けま す。
(注1) 第1回、第2回を内容を参照できていないのでそれを見て修正するかも しれません。それにあわせて、第一回、第二回を載せます、インシャーアッラー。
(注2) 天使たちが運んできます、(クルアーン89:23参照)
(注3) 左手で受け取る場合彼には左手は背中にまわされてつながれて体の自由 がきかず、背後から左手で受け取ります。(クルアーン69:19〜32、84:7〜10)
(注4) ここでは吊り橋のことです。 ファーティハにも同じ言葉がでますが、それは道のことです。
(注5) 最初は広く、先になるにしがっ て細くなっていきます。最後にはナイフの刃先の上のようになります。
(注6) 人によっては稲妻のように通り 抜け、あるものは必死になりながらゆっくり渡りきり、さらに獄火に落ちるものもいます。ハディースによると、獄火に落ちたムスリムには必 ず預言者ムハンマドصの執り成 し、アッラーの救済があり、最終的に皆天国に入ります。
Hereafter 3
We will continue in this Khutbah talking about the great events of the last day, alyaum alaakher.
We talked about the first with which this day will start, the second blow when every creature will be resurrected, we saw that all creatures will be gathered in one land and wait until the judgment start. By that time, when the judgment starts, the hellfire will be brought close, so that everyone can see it and be filled with fear from its appearance. Everyone then will be given the records of his deeds either in his right or left hand. We saw as it is mentioned in quran that if someone denies his bad deeds, every part of his body will witness on him.
We reached the time when our good deeds and sins will be weighed and measured by the balance scale. This balance scale has two scale pans.
What will be weighed in this scale?
One of the things that will be weighed is the good deeds and sins of people. But the important thing is that not all people have their deeds weighed the same way.
ALLAH SWT said
إِنَّ اللّهَ لاَ يَظْلِمُ مِثْقَالَ ذَرَّةٍ وَإِن تَكُ حَسَنَةً يُضَاعِفْهَا وَيُؤْتِ مِن لَّدُنْهُ أَجْرًا عَظِيمًا (40)
Allah is never unjust in the least degree: If there is any good (done), He double it, and give from His own presence a great reward.
After the scale, everyone will pass the Sirat, which is a very thin road. It is thinner than a knife or sword. It is hanged over the hellfire, so if someone fall from it, he will fall down in the hellfire. Only righteous people will be able to pass it safely to reach the heavens.
After that it will called and said that there is no longer death. Even eternity in the Heavens or eternity in the Hellfire.