アッサラーム アライクム! (あなたの上に平安がありますように)
今月のシスターズギャザリングは、お好み焼きを作って食べ、シスター達と楽しく有意義な時間を過ごすことができました。
アルハムドゥリッラー。
繰り返しになりますが、この集会の目的は、ムスリム姉妹の絆を深めるのが目的で毎月行われています。最近の傾向として、各国のシスター達にその国ならではのお料理を教えていただき、みんなで調理、その後一緒に食事というのが多くなっています。
スブハーナアッラー、一緒に食事をとることの大切さは、イスラームでは、よく知られているところですが、会を重ねるごとに、少しづつ、姉妹としての絆も築きあげられつつあるようです。
毎回いろいろな国のシスターが集うことになり、今日は誰が来るかな?マスジド(モスク)の3階のドアを開けると誰が来ているかな?どきどきしながらドアを開けると。。。
今回は、日本人、インドネシア人、エジプト人そしてマレーシア人のシスターがきてくれていました。大体、大人13人位と子供がにぎやかに大きな笑顔で花を添えてくれていました。。そして楽しくおしゃべりをしながら、お好み焼きを作ることができました!
予算の都合もあり、材料の準備に毎回苦労します。(大人数のお好み焼きの準備などあまりしたことがないので。。。つい買いすぎてしまったり、足りなかったり。。。)
参考までに(なるかな?)今回の材料は、
キャベツ、もやし、ねぎ、お好み焼きの粉、桜海老、ツナ缶、むきえび、卵そして、水。
量は、各適量。。。 と、私の性格が良く現れているレシピかもしれない。。。
読者の皆様も日本人であることを踏まえて、詳しい作り方は、控えさせていただきます!
焼きあがったら、あおのりと鰹節をかける。
タレが、今回ちょっと違うのです!
味ぽんとマヨネーズを混ぜたものを使いました。
理由は2つ。
まずは、日本人、アジア人以外の方の好みを考慮して。たしか、バングラディシュから西に向かって、ヨーロッパあたりまでの国々では、お料理に甘味があることを好まれないので。 お好み焼きソースが甘くて、ご飯を食べているのか、おやつを食べているのかわからない!という気持ちになるらしいのです。
もうひとつは、お好み焼きソースには、ムスリムが食べられない動物由来のエキス、調味料などが入っている場合が多いことも理由のひとつです。
そして、食べながら今回は、日本人シスターが、アフガニスタンを支援している某団体の中村哲先生と、パキスタン行きの飛行機が一緒でお話を聞かせていただくというチャンスがあり、彼女が中村先生から聞いたお話をしてくれました。
そこで、いろいろな意見を聞くことができました。やはり、違う国から、違うバックグラウンドをもった姉妹達が集まれば、ひとつのことに対しても、いろいろな意見があるんだなぁと思いました。
私達は、その違いを踏まえて、違う意見を持った姉妹達に敬意を持ちさらに深く相互理解できるように、努力していく必要があるとも感じました。
けれども、違いはあるけれど、私達はみな、ひとつのことでつながっている、それは、唯一の神アッラーへの愛だと思う!
このことを考えるといつも、なんだか安心感を覚えるし、すごいことだなぁと感心させられるのです。。。
でも、こう感じられるようになるまでには、時間がかかったような気がする!アルハムドゥリッラー。
次は、どんな国のお料理が食べられるかな?どんなお話が聞けるかな?誰が来るかな?
インシャアッラー、また来月!